パリの郊外暮らし

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2009年 01月 17日

今年第一号のいいこと @ Poissy (78)

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 悪いことばっかり・・・なんて言ってたけど、今日はじゅんぺいが逆転ホームランを打ってくれた・・・そう、今日は彼の空手の昇段試験の日。隣町のポワッシー Poissy まで行ってきた。

 ことの始まりは彼が7才の頃・・・日々、あり余るエネルギーの消費に困っていたじゅんぺいを、街の空手教室に放り込んだのだ・・・あれから早や10年・・・今日、彼は念願の黒帯を手に入れた。

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 こどもには千差万別あって当然だと(今では)思うけど・・・10年前の私といえば、「なんでこんなに私の小さい頃と違うの~??」 と、疑問に次ぐ疑問の日々・・・英才教育を目指して5才でテニススクールに入れてみたものの・・・彼には普通のこどもが自然に持つはずの(そう思い込んでいた)競争心とやらが微塵も見当たらない上に、誰に似たのかかなり不器用・・・その上、小学校の勉強にもまるで無関心で・・・先生には、「教室の窓から空の雲に見とれる少年」との評価を受け・・・要はまるで「集中力のない問題児」扱いをされていた・・・確かに当時の彼は、家では日本語、一歩外へ出るとフランス語という、7才の子ども(特に男の子)にとっては複雑極まりない生活環境に身を置いていた訳で・・・今思うと、その状況で涼しい顔をして全てをこなす、な~んて都合のいいことを望んでいた私の方がおかしい・・・でも、人間(親)って時として(正気のつもりで)とんでもなく理不尽だったりするわけで・・・そんなこんなの全てに対して無言で反発していた幼いじゅんぺいは、興味の持てない学校の授業に対しても極めて素直に反応していたんだろう・・・(と、今では普通に思える)。幸い、彼は無理してまで親を喜ばそうとするタイプじゃなかったので、性格が歪むようなことはなかった。日本語とフランス語のバイリンガルという特殊性のおかげで、当時学校ではあまりまともな扱いを受けていなかったじゅんぺいが空手という発散手段を得たのは、彼が7才の時だった・・・。

 あれから10年・・・7才の男の子だった当時のじゅんぺいと、17才になった彼はまるで別人のようだけど、ひとつの同じ道を歩いてきたことの意味は多少なりともあったかも・・・。

 試験の終了後、車で迎えに行った私に、彼は思いっきり嬉しそうな笑顔を見せてくれた・・・「自分的にはまだまだだと思う・・・」と言ってはいたけれど・・・何らかの自信をほんの少しでも持つきっかけになったんじゃないかな・・・ストレスに対してナーバスになっていたことも、後になって教えてくれたけど・・・ストレスって持ってみて初めて克服することができる訳だし・・・。

 とりあえず今は心から 「おめでとう!」 これからもそうやって自らの道を切り開いて行ってください・・・。

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 (2003年春の大会にて・・・おどけるじゅんぺい弱冠11才)
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by maVieestBelle | 2009-01-17 21:25 | じゅんぺい高校生日記


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