この大聖堂には、170以上ものステンドグラスがあるそうだ。総面積にすると2000㎡を越えるという・・・! そして、特にこのステンドグラスの一部には12世紀の貴重な作品があるっていうんだけど、果たしてそれは・・・?!
"Notre-Dame de la Belle Verrière" と名付けられたこの中央部分は、幸いにして1194年の火災の難を逃れた後、修復の際に13世紀のステンドグラスの一部に組み込まれたとのこと。聖母マリアの衣服の色であり、他では見られない(特にそれ以降見られなくなる)鮮やかなブルーが特徴的だ。
このステンドグラスに描かれているのは、右手を上げて祝福を与えるキリストを膝にのせた聖母マリアである。キリストは左手に本を持ち、開いた本のページには聖書からの引用文 "toute vallée sera comblée" 「すべての谷は滅びん(埋まる)」が記されている・・・ということになっているらしい。
「美しき絵ガラス(ステンドグラス)の聖母」も、英語だと「ザ・ブルー・ヴァージン」・・・??
ひっそりとした内部・・・自然光だけでは暗いので、あちこちに照明が下がっている。
熱心に祈りを捧げる人々の姿が印象的だったこのシャペル・・・
正面に回ってみた・・・
「支柱の聖母」・・・というのは、このマリア様が支柱で支えられているから・・・?
そういえば、この大聖堂は、類い稀な聖母マリア崇拝で有名だとか聞いたけど、それって・・・
せっせと働いていた教会関係者・・・
・・・・・・
A suivre ... (まだまだ続く・・・)