またしても、うちの近所シリーズ「名画に描かれた景色」・・・
先日取り上げたセーヌ河沿いのブージヴァルからさらに数百メートル河口方面、すなわちノルマンディ方面に進んだところにあるこの景色・・・これだけを見て、誰が描いたかわかる人っているのかな~? これはちょっといそうな感じ・・・オルセー美術館蔵なんだけど・・・。
- L'inondation à Port-Marly (1876) - par Alfred Sisley
はい、すぐに正解・・・フランス生まれのイギリス人、シスレーの「ポール・マルリーの洪水」
実際は、今立っているこの場所から右方向へ50-100メートルぐらいのところにセーヌ河が流れているんだけど、1876年に河が氾濫して、この辺まで水が来ていたらしい。確かにこの辺は何年に一回かは集中豪雨の際に国道13号のあたりまで水浸しになったりする。
この辺りのセーヌ河岸を散歩した帰りに、予期せぬところでもう一枚・・・!
- L'inondation à Port-Marly (1876) - par Alfred Sisley
この画のタイトルもまるで同じ「ポール・マルリーの洪水」だけど、このオリジナルはケンブリッジにあるとのこと。どうやら、シスレーはこの洪水をテーマにして全部で7枚の画を描いたらしい。
そして、そのすぐ近くに咲いていた・・・
ひょっとして、これって、さ・く・ら・・・?!