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パリの郊外暮らし

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2007年 06月 05日

ローラン・ギャロス再び・・・ Le 3 juin, 2007

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 またまたやって来ました、ローラン・ギャロス・・・! 去年は奇跡的に1番コートの最前列だったけど、今年は・・・? 

 自分で予めチケットを予約したことのない私は、いつも「誰かからの連絡を待つ」という極めて消極的な態度を取り続けている・・・が、なぜかこの15年間毎年欠かさずに観戦できているのだから驚きだ・・・持つべきものはマメな友人(か、強いコネを持った友人)。感謝感謝・・・!

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 さて、一体これは誰でしょう・・・って、もちろん第一シードのロジャー・フェデラー! 今回の座席は、センターコートの審判台側の2列目、とチケットに記載してあったので、うぉお!と思ったら、数ある企業のボックス席の後ろだったので、実質的には15列目ぐらいだったかな。それでも、センターコートでこんなにいい席を取るのは至難の業っていうか、一般では不可能で、今回はWOWOW関係のチケットだった。う~む、やっぱりね・・・。

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 それにしても、フェデラーのスライスのバックハンドってホーント天才的というか芸術的! 惚れ惚れと見入ってしまう・・・ボールの描く弧は、今までに見たことのない美しさ・・・。今日の対戦相手は今大会第13シードのユズニーで、7-6,6-4,6-4 のストレート勝ち。もうちょっと競った試合が見たかったけど、ま、4回戦で手こずるようなフェデラーじゃないからしょうがないか。

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 残念ながら、望遠レンズを持っていないので、あまり近くまでは寄れず・・・やっぱりスポーツ観戦には是非とも望遠が欲しいな・・・! できれば手ブレ防止機能付きのね。

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 次の試合は、女子シングルス4回戦。ここのところ急上昇中の22才のセルビア人、エレナ・ヤンコビッチ(↑)と、フランス期待の星マリオン・バルトリ(↓)の対決だった。バルトリは、3回戦で格上のデメンティエバをやぶっている上に最後のフランス人選手ということもあって、会場の雰囲気はかなり盛り上がっていた。

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 ・・・が、しかしである・・・何だか様子がヘンだ・・・歩き方が不自然・・・ファーストセットを6-1であっさり落とした後、治療のためにしばらくひっこんでしまった。でも、そこで待ってるあいだのエレナがよかった・・・アップでスクリーンに大写しにされた彼女はちょっと東洋系の雰囲気のある綺麗な人で、体が冷えてしまうから、とサーブの練習をすることにしたんだけど、1本打つごとに「ウェ~イ!」という大歓声に包まれてしまう・・・これじゃタマラナイ、と言わんばかりに数本打った後、今度はストローク練習をしたいという素振りを見せて、ボールボーイにコートに立つよう手招きするも、規則で禁止されているので誰も出て来られない・・・などなど、かなり余裕のパフォーマンスで皆を楽しませてくれた。

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 その後、太ももの付け根のあたりにかなり痛々しいテーピングをして戻ってきたマリオンを、またしても6-1と封じ込めて、堂々準決勝に進出・・・そして、今日(火曜日)の試合でも楽勝してベスト4に進んだ。プレースタイルはとても優雅でバランスのよくとれたテニス・・・往年の女王クリス・エバート(例が古くてスミマセン)を髣髴とさせる、その堂々とした態度といい、見ていて気持ちのいい選手だった。

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 試合と試合の合い間には、水撒きのパフォーマンス・・・!? ボールボーイといい、審判といい、お揃いのユニフォームがおしゃれなのもフレンチ・オープンの特色だ。

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 本日の最終試合は、ロシアのニコライ・ダビデンコ対スペインのナルバンディアン。前半は圧倒的な強さを見せ付けていたダビデンコ(第4シード)だったが、後半スタミナ切れのせいか、だんだんとペースを落としていき・・・一時はどうなるかと思ったけど、リードされていた第4セットでなんとかタイブレークに持ち込むことができて、その後はわりとあっさりと勝利を手にした。いつも思うけど、タイブレークってホントに実力の差が出るというか・・・かなりわかりやすい。

 というわけで、私が応援しているスペインのラファエル・ナダルくんの試合が観れなくってちょっと残念だったけど、暑過ぎず、雨も降らずの理想的なテニス観戦日和だった。



 

by maVieestBelle | 2007-06-05 23:50 | パリの景色


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