パリの郊外暮らし

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2008年 10月 28日

17才の誕生日おめでとう! @ Bon Anniversaire, Jumpeï !!

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 昨日(10/27)は、じゅんぺいの17才の誕生日だった・・・早いっ、早過ぎる・・・! 1年後には成人してしまうなんて・・・ありえな~い!

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 それが証拠に彼がかわいがっているぬいぐるみの「カピバラさん」↓・・・今年の夏に原宿のキディランドで一目惚れしてしまったので、小さめのを一匹捕獲してフランスへ持ち帰ったのだ・・・その上、さらにもっと大きい版も呼び寄せ中・・・!

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 今日は彼が中学生の頃に書いた作文を(勝手に)公開することにした・・・パリの日本語補習校で、今は引退なさったK先生がせっせと子どもたちに作文を書かせてくださったのだが・・・その中で、「自分が生まれたときのことをお母さんに聞いて作文を書いてください」というのがあって・・・15才の少年を相手に自分がどんな風に彼をこの世に産み落としたのかを説明したという次第・・・稚拙さ溢れる文章ではあるが、記念にここに記してみることにしよう。



 「一人ぼっちの出産」         サンジェルマンアンレイ XX潤平 (中学生・15歳)

 1991年10月26日土曜日、10月の末らしい天気の日、朝早くから父さんは出張でミラノへ行かなければいけなかったので、母さんは朝早く起きて見送る事にした。ガタガタしてるうちに予定日は二週間後なのに母さんが破水した。それにもかかわらず、「出張があるから」と言い、母さんを一人にし出かけて行った。
 母は医者に電話した。陣痛は周期になっており、その間合いが45分以内になったら病院に行くように言われ、夕方になると陣痛が始まった。 
 陣痛の間合いを毎回時計を見てメモし、陣痛と陣痛の間はヒマなのでテレビを見ていたと言う。その夜は徹夜だった。眠ってる間に陣痛が起きるともっと痛いので、眠いけど寝るのを我慢して一晩中テレビを見ていた。そんな母をずっと見守ってたのが、当時まだ生きていたうちの猫、ふんがだった。ふんがはずっと苦しんでる母を心配そうに見守ってたのだ。 
 次の日の昼、陣痛の間の感覚が短くなったので、電話でタクシーを呼び、荷物を持って病院に行くことにした。病院に着き、荷物を持って受付に行くと、その受付の人は「あなた一人!?」と、驚いた。(注意:父はミラノにいます) その後、母はベッドに寝かされ、陣痛を測るマシンを設置された。もうすぐと言う時に脊髄に麻酔の注射をされた。コレはオプションになっており、するかしないかは本人の自由。出産が始まりました。もともと筋肉は鍛えていたので、頭が出てきたあと本体が出てくるまでそんなに時間はかからなかったらしい。潰れなくて良かったと思います・・・。 
 4時58分、子供の誕生です。血まみれのままお腹の上におかれ、その重みが嬉しかったらしい。そこの15区のクリニックはカトリック系のクリニックなので中庭にチャペルがあった。そしてそのチャペルでは子供が一人誕生するたびに鐘を一つ鳴らしてくれる。生まれた後、ボーっとホッとしてたら、ゴーン と、子供の誕生を知らせる鐘の音がひびいた。出産の日の夜、父が帰ってきた。 
 次の日、まず最初に日本に国際電話をした。おばあちゃんは心配性なので破水や陣痛のことは一切話してなかった、ので、すごくびっくりしたらしい。その後、ホントにたくましいねと書いてあった一通のおばあちゃんたちからの手紙が届いた。
 出産から5日、家に帰ってきた。一人増えているのでふんがも驚いたらしい。さて、その後何が困ったかと言うと、名前です。名前を決めるのにかなり時間がかかったみたいだ。潤と潤平、どっちにするか迷ったらしいが、潤だとかっこ良すぎるので潤平と言う元気な名前にしたらしいです。

                                                 おわり


 以上、多少の聞き間違い(フランスでは出生届は3日以内なので、実際は産院のベッドの上で辞書と首っ引きで名前を決定した)はあったようだけど、思春期の少年が母親に自分の出産風景をたずね、それを文章にさせる・・・という粋な計らいをしてくださったK先生に感謝・・・彼もこんなことがなければ、真面目に聞いたりメモを取ったりということはなかったはず・・・!


 何はともあれ HAPPY BIRTHDAY JUMPEI !!!  君の青春に乾杯!


 
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by maVieestBelle | 2008-10-28 23:10 | じゅんぺい高校生日記


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