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2007年 02月 27日

サンリスのノートルダム聖堂の周りを散歩してみた <その4>

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 パリの北約50キロのところにあるサンリスは、フランク王国(5-9世紀にかけて西欧を支配したゲルマン系の王国)時代の都だったそうだ。その後、987年にはこの地でユーグ・カペーがフランス国王に選出され(戴冠式は於ノワイヨン)、パリがフランスの首都として定着するルイ6世(1108-1137)や、フィリップ・オーギュスト(1179-1223)の時代までは、歴代の王たちがサンリスに滞在していたとのこと・・・。この周辺での狩りも魅力のひとつだったとか・・・。

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 「国王の庭」という看板を見て最初、ナニユエにロワイヤル? 国王?? ・・・と思ったけど、そういうことだったのね・・・といつものように後になって納得。(高校時代に世界史を100%無視してたことをつくづく後悔しつつ、初めて学ぶ日々・・・)

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 鎖から放たれた子犬のように走り回る子供たち・・・!

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 3世紀頃に築かれたガロ・ローマ時代の周壁がいまだに残っている・・・

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 石畳の敷き詰められたこじんまりとした街には昔の佇まいがそのままに・・・! この景色とほぼ同じ画像が、観光案内所でもらったパンフレットにも使われていた。みんな、いいなと思うところは同じなのね・・・。

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 天気のいい日曜の昼下がり・・・愛車の手入れに余念のない青年の姿あり。

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 ちょっとドキッ・・・!

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 馬車で町内観光も悪くない・・・
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by maVieestBelle | 2007-02-27 20:32 | パリの郊外 
2007年 02月 26日

サンリスのノートルダム大聖堂に行ってみた <その3>

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 カテドラル見学の楽しみのひとつとなっている「天井」・・・ここには、他では見ることのできない幾何学模様があって、光の加減で色々な表情を見せてくれる。

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 何気なく歩いていた足元に何やら発見・・・

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 どうやら、ここにはその昔聖人が描かれていたに違いないのだが・・・今ではその杖だけが残っている。人々がこの上を歩いて歩いて歩きまくった結果なんだろうな・・・。

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 とある小聖堂の天井には、音楽を奏でる天使たちが・・・! こんな、他のカテドラルとは一味違った細部を見つけると、それだけでなんとなく嬉しくなってしまう。

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 見るからに、それほど昔のものではないと思われるこんな配色のステンドグラスも、さらりとしていていい感じ・・・。

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 このバラ窓は、どちらかというと採光を重視しているのかな。

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 外からみたこの同じバラ窓は、もっとずっと装飾の凝ったイメージだ。

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 カテドラルの見学の後は、昔ながらの佇まいの残るサンリスの街の散策に・・・。

 A suivre ... (つづく)


 
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by maVieestBelle | 2007-02-26 23:58 | パリの郊外 
2007年 02月 23日

サンリスのノートルダム大聖堂に行ってみた <その2>

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 このサンリスのカテドラルの建築に関しては、1151年に着工、1167年には内陣と西側正面部分(写真の左側側面、現在修復中)が完成、1191年6月16日には献堂式が行われた。当初は交差廊のない聖堂だったが、1240年、身廊の2-3列目を改築して袖廊が加えられる。1504年には火災の被害に遭い、1506年から9年間は修復作業に費やされたそうで、その後1560年にようやく完成と相成った。400年という年月を経れば、当然建築様式も移り変わるというもの。このカテドラルは混合様式となっている。

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 内陣の奥、正面に当たる部分を見上げてみる・・・

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 優雅な彫刻で飾られている・・・が、なぜかこれに関する記述は見つからず。

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       - Chapelle de la Vierge - (19世紀) "Vierge de la Victoire" -

 周歩廊の一角にあって、ちょっと珍しい感じの彩色が人目をひくこの↑シャペルは、その名も「聖母の小聖堂」で、「勝利の聖母」が奉られていた。

その並びにあったシャペルのひとつ・・・美しいステンドグラスに目が釘付けになった。
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 よく日の当たる南側に面していることもあって、細部までホントによく見える。

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 12世紀に造られたという「聖ルイの小聖堂」・・・このステンドグラスは19世紀の作品で、ここに描かれているのは聖ルイの生涯だそう・・・。

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 ステンドグラスの左側に飾られている、この聖ルイ像は、13世紀の作品・・・。

 周歩廊を進んで行くと、今度はまた全然雰囲気の違ったステンドグラスに遭遇・・・
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 うわぁ、なんだかとっても新鮮・・・! と思ったら、それもそのはず、このステンドグラスは一番新しいもので、1993年に祝別されたばかりだった。

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 ついさっきまで、ここには日曜の朝の信者たちの顔・顔・顔・・・があったんだと思うと、それだけで人々の温もりが伝わってきそうなイスの数々・・・。


A suivre encore ... (またまたつづく)
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by maVieestBelle | 2007-02-23 20:19 | パリの郊外 
2007年 02月 23日

サンリスのノートルダム大聖堂に行ってみた <その1>

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 もう、カテドラルなしには生きていけない・・・って言っちゃぁあまりに大袈裟だけど、どうにもこうにも勢いがついてしまって、週末が近付くたびに、天気予報を横目で見ながら「今度はどこにしよう?」と計画せずにはいられなくなってしまった・・・。

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 で、先週末はパリから北へ約70キロ、と比較的近くにある(1時間圏内)サンリス (Senlis) へ・・・! いつものようにカテドラルからちょっと離れたところに車を停めて、近付いて行くプロセスを楽しむことにした。と、間もなくカテドラルの尖塔が・・・!

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 路地にあった時代物の水道・・・真鍮製の蛇口をひねってみたけど水は出なかった。

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 実は、この日はもともと南下してアンジェやトゥール方面に行く予定だったんだけど、朝の天気予報で、南下するよりも北上した方が天気が良さそうだったので急遽変更・・・どうやらこの選択は間違ってなかったみたい・・・!

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 12時前ごろにカテドラルの南側広場に着いてみると・・・なんと予期せぬ大勢の人! あっ、そうか、今ちょうど日曜の朝のミサが終わったところなんだ・・・!

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 日曜の朝のミサを欠かさない敬虔なカトリック信者の家庭のこども像は、っと・・・う~ん、やっぱりね、ちゃ~んと革靴を履いてて B.C.B.G.な感じ。きっと中にはよくアイロンのかかったオックスフォードのシャツなんかを着てるんだろうな~!

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 この広場に面したところにあるレストラン Le Scaramouche (ル・スカラムーシュ)が、日曜のお昼にやっている唯一のレストランであることは赤ミシュランで予め調査済み。まぁ、まさかと思ったけど目の前にあることだし・・・と一応予約をしに行ったら・・・ぎりぎりセーフ! もうあとひとつしかテーブルが残ってなかった! スモーキングエリアだったけど、この際贅沢は言ってられないので、しっかり予約をしてからカテドラルの見学へ・・・。

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 まずは、中央に立って、中心奥にある内陣方向をカシャ!

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 今度は振り返って、正面入り口の上にしつらえてあるパイプオルガンを拝む・・・。

 そして、真上を見上げると・・・
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 明るくて装飾の美しい交差廊 (Transept) の天井だった。

 A suivre ... (つづく)   

A demain ! (また、あした!)
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by maVieestBelle | 2007-02-23 00:04 | パリの郊外 
2007年 02月 22日

マルディ・グラのデギズモン Le déguisement du Mardi-Gras

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 2月20日の火曜日は、カトリックの謝肉祭のマルディ・グラ (Mardi Gras) だった。いつもなら学校のある日だからみんなでデギズモン(変装)して学校に行く(去年の記事はココ)んだけど、今年は残念なことにバカンスに重なっちゃったんだ・・・しょうがないから、仲のいい友達(男3人、女3人)で約束して映画を見に行くことにした。

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 この変装グッズは、去年の夏に日本で手に入れた。ドンキホーテって店に行けばあるんじゃないか、って言われて・・・帽子&長髪はそれだけでかぶると、ルパン3世に出てくる誰かに似てる感じになるんだけど・・・このメガネ(眉毛と口ひげが動くようになってる)をかけるとすっげーコミック! そして、このおじさんみたいな上着も、日本からわざわざ持って帰ってきたんだ。

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 ジュルは最初、女装するって言ってたんだけど、何も見つからなかったって普段のまんま・・・で、ぼくの牛乳ビンの底メガネを貸してあげた。これだけでもずいぶん変わるよね~。
 
 映画に来た女の子たちは、インデアンの女とか、ブルーのくるくる頭のかつらをかぶってたり、かなり目立ってた感じ・・・携帯で写真撮ったんだけど・・・もしできたらここにUPします。

 さぁ~てと、来年はどんな格好しようかな~!?

 ・・・遅ればせながら、女の子たちの画像UP! 
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 中国語クラスで一緒のエリーズ(左)とクララ・・・
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by maVieestBelle | 2007-02-22 19:58 | じゅんぺい中学生日記
2007年 02月 20日

セーヌ河の水上生活船 ペニッシュ

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 パリや、パリ周辺のセーヌ河、マルヌ河、オワーズ河岸のペニッシュで暮らす・・・というのが30年ぐらい前から静かなブームらしい。ペニッシュ(Péniche)というのは、もともとは貨物の運搬用に使われていた平底船のこと・・・こんな風に停泊(駐泊?)している船は計1000艘以上・・・そのうち60パーセントがパリとパリの西郊外(つまりココ、Port Marly など)に集中しているそうだ。

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 かなりオリジナルな、自転車置き場・・・

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 それぞれの駐船場にはちゃんと番地もあるし、花を植えたり門を構えている人もいる。

 たとえ自分で中古船を買ったとしても、停船場を確保するのはなかなか大変で、現時点ではパリの東のはずれの郊外にほんの少し空きがあるだけとのこと・・・これらの場所(水上)はもちろん公共なので個人間での売買は不可能で、パリ港湾自治体の管理下におかれている。ちなみに停船料は全長38メートルの船で、安い所だと月に60ユーロ(約1万円)で、パリ市内などの一等地になると月700ユーロ(約11万円)するそうだ。

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 気候がいい季節にはこんなテラスで毎日食事ができる・・・うらやまし~!

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 しっかりトタン屋根なんか付けちゃって、船っていうよりはもうほとんど家って感じ・・・!

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 立派な門構え・・・って言えるかな、船にしては。

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 それぞれのペニッシュはとても個性豊か・・・これはかなり船らしい方だ。

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 おお、立派に宿り木に覆われた木・・・

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 一見、かなりラフな感じの船上生活だけど、一応厳しく取り締まられている・・・らしい。車と同様の登録番号が必要で、厳しい安全規格、10年に1度は乾ドック状態での船体状況チェックを受けなくてはならない(これってホントに守られているかどうか、かなりあやしい・・・!)し、もちろん、難破沈没したときのための保険にも加入しなくてはならない。

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 この船には小さい子が住んでいるんだと思うけど・・・個人的には、子供が小さい時には絶対住みたくないなぁ・・・○○ちゃ~ん、どこ~? って言いながら一応水面も探す生活・・・なんて、想像しただけでオソロシイ・・・!

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 でも、日曜大工の得意な人が一緒なら、是非やってみたいちょっと憧れの水上生活・・・!
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by maVieestBelle | 2007-02-20 20:25 | パリの郊外 
2007年 02月 20日

或る印象派画家が立っていた、と思われる場所に立ってみた

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 またしても、うちの近所シリーズ「名画に描かれた景色」・・・先日取り上げたセーヌ河沿いのブージヴァルからさらに数百メートル河口方面、すなわちノルマンディ方面に進んだところにあるこの景色・・・これだけを見て、誰が描いたかわかる人っているのかな~? これはちょっといそうな感じ・・・オルセー美術館蔵なんだけど・・・。

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  - L'inondation à Port-Marly (1876) - par Alfred Sisley

 はい、すぐに正解・・・フランス生まれのイギリス人、シスレーの「ポール・マルリーの洪水」

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 実際は、今立っているこの場所から右方向へ50-100メートルぐらいのところにセーヌ河が流れているんだけど、1876年に河が氾濫して、この辺まで水が来ていたらしい。確かにこの辺は何年に一回かは集中豪雨の際に国道13号のあたりまで水浸しになったりする。

 この辺りのセーヌ河岸を散歩した帰りに、予期せぬところでもう一枚・・・!
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      - L'inondation à Port-Marly (1876) - par Alfred Sisley

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 この画のタイトルもまるで同じ「ポール・マルリーの洪水」だけど、このオリジナルはケンブリッジにあるとのこと。どうやら、シスレーはこの洪水をテーマにして全部で7枚の画を描いたらしい。

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 そして、そのすぐ近くに咲いていた・・・

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 ひょっとして、これって、さ・く・ら・・・?!
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by maVieestBelle | 2007-02-20 01:18 | パリの郊外 
2007年 02月 19日

ヴェズレーのサント・マドレーヌ聖堂の丘 (V)

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 「聖堂の裏手に、景色のいい所」との看板に従って、歩いて行ってみたところ・・・確かに! そこからの眺め、「看板に偽りなし」だった。標高は302メートル。

 そういえば、この丘はサント・マドレーヌ聖堂とセットで世界遺産(1979~)なんだった・・・!

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 来るときに通過してきた隣村、サン・ペール・・・。車を降りて写真を撮った橋が見えた!

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 のどか、そのもの・・・。

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 ふと後ろを振り返るとこんな感じ。人々が思い思いに寛ぎ、犬とこどもは走り回っていた。

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 午後になると、青空はますます冴えて・・・

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 聖堂の壁面に並ぶ滑稽な顔・顔・顔・・・(望遠レンズがあったらなぁ・・・!)

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 聖堂を後にして、来た道を下り始めた・・・

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 時が静止してしまっているような窓辺・・・一体いつの時代のレースなんだろう・・・

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 ・・・・・・ 

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 行きにも気になったこの看板・・・Le Porc-Epic というのは、ハリネズミ(Hérisson)じゃなくて、それよりもひと回りもふた回りも大きいヤマアラシのこと・・・。このお店は、民宿(B&B)のようなシャンブル・ドットとサロン・ド・テを兼ねているらしいけど、残念ながら今はシーズン・オフ。

 さて、パリへ戻る前に、ヴェズレーのワイン・カーヴを見つけなくっちゃ・・・!
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by maVieestBelle | 2007-02-19 18:51 | ブルゴーニュ地方
2007年 02月 16日

ヴェズレーのサント・マドレーヌ聖堂 (IV)

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 聖堂の高窓からの日差しを受けて、そこだけ輝いていた白いヒヤシンス・・・

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 聖堂の奥、周歩廊に沿って放射状に配置されている小聖堂のうちのひとつ・・・信者の誰かが供えたのかな。 

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 この天井の下にある交差廊と内陣は、もともとは1096年にカロリング王朝の教会を拡大するために造られたロマネスク様式のものだった。が、12世紀末に取り壊されて、代わりにゴシック式の今のものが1215年に完成したのだそうだ。

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 優しい表情の女性像が多かったような気が・・・。

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 石灰石の白さと採光の両方の効果で、とても明るい・・・お天気も良かったしね。

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 実際はもっとずっと暗かった地下聖堂・・・マグダラのマリアのものという聖遺物も展示してあった。これに関しては、南仏にあるとする論が後から出てきて、そのせいでここを訪れる巡礼者も随分減ったとか・・・所詮、ド素人の私にはよくわからない話だ・・・。今の時代ならDNA鑑定対決・・・なんてこともありえるのかな・・・?

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 ここに使われている石はこの近辺で採れるものなのだろうか・・・

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 微妙なニュアンスの違いがとても美しいと思った。ここは向かって右側の側廊・・・。

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 エントランス部分である拝廊から見たらこんな感じ・・・。

 さて、ひととおり中も見終わったことだし、今度は聖堂とセットでユネスコの世界遺産に制定されている、ヴェズレーの丘(聖堂の裏側)の方にも行ってみよう・・・。

 A suivre ... (つづく)
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by maVieestBelle | 2007-02-16 23:48 | ブルゴーニュ地方
2007年 02月 15日

ヴェズレーのサント・マドレーヌ聖堂 (III)

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 光に満ちた聖堂は素晴しい。希望に溢れているような感じがする。反対に、曇りや雨の日の聖堂は・・・言わずもがな、である。

 このバジリック(大聖堂)は、9世紀に修道院として建てられたが、1050年にその遺骨が納められているとされるマグダラのマリアに奉献された。彼女の墓の上で次々に起こる奇跡は、多くの巡礼者をこのバジリックに呼び集めることになるが、1120年7月22日の大巡礼の前夜に大火災に見舞われてしまい、身廊部分は全壊、1000人以上の犠牲者が出たとのことだ。

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 その身廊部分とは、ここ・・・大火災の後、すぐに再建工事が始まり、1135年には今のこの姿になったそうだ。このロマネスク様式の身廊の特徴は、その天井の高さや通路の長さ(62m)と、色調の違った石灰岩の切り石が織り成すなんともやさしいグラデーション・・・。

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 身廊の中ほどに何気なく置かれたパイプオルガンも、今までゴシック式聖堂で見てきた華美なものとはまるで違って、シンプルそのもの・・・。

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 そして、この身廊部分を囲んでいる柱の装飾も必見だということで・・・

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 ひとつひとつの柱頭に施されている彫刻はとても表情が豊か。これを、ガイドブックでは「ロマネスクらしい素朴さ」と評している・・・。

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 こんなのもあった・・・。

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 身廊 (nef) 中央に立って、側廊 (collatéral) を見た図。

 この次は、奥の周歩廊の方まで進んでみよう。

 
 A suivre ... (つづく)
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by maVieestBelle | 2007-02-15 19:52 | ブルゴーニュ地方