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パリの郊外暮らし

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2007年 06月 26日

マルリー・ル・ロワ 続き La brocante à Marly -la suite-

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 そうそう! こんな感じの電話だったっけ・・・ ドゥリーーーン!って半端じゃなくけたたましい音で鳴ってたやつ。でも、今こうして見ると懐かしいし、趣もあるな・・・。

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 今日のブロカントは300店出ているという情報だったけど、プロの数は少なめで、その代わりに朗らかで陽気な一般の人たちによるスタンドが多かった。こういう時は、全体的に値段もぐっと安い設定となるので、こちらは笑いが止まらない・・・じゃなくって、ホントに楽しく小銭のお買い物ができる。

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 左の真鍮のなべ(ひしゃく?)は、何度も修理を重ねた跡がまたチャーミングだ。その横でさん然と輝いているアルミのセットは、魚料理専用の鍋・・・と言っても、鍋を加熱するわけじゃなくって、鍋の中に魚を寝かして、熱湯やら熱した白ワインやらで浸して蓋をして、その熱だけで調理する(蒸す?)というもの・・・鍋をオーブンにも入れず、直火にもかけないというのはとっても不思議だ。丸ごとの魚を入れて、お湯をかけるだけで本当に奥まで火が(というか熱が)入るものなのか? と、しつこくしつこく聞いてしまったが、どうやらそうらしい・・・(が、未だに半信半疑)。

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 このお皿は、ブルターニュ地方の半島突端近くの地、カンペールの名産で、よく見る好きな柄だ・・・これよりももっと小さいシードル用のボルもあって、全て手描きなので、どれを取ってもとても表情が違う。これ!と思うひとつに出会えるのはいつのことかな・・・。

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 こういったグラス類もブロカントでよく見かけるんだけど、これらのグラスはカフェなんかで使われているバージョンなので、普通のお店では買えないものがほとんど。相場としては、6個セットで12ユーロぐらい・・・家でカフェのテラス気分を味わうにはもってこいだ。

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 えっ・・・? まさかと目を疑ったけど、ホントだった。この蓄音機、当たり前みたいにちゃーんと動いて、立派に音楽を奏でていた・・・思えば、ついこの間までレコード聴いていたんだよな・・・と、思わず郷愁にかられる。(最近、なんだかこのパターン多いぞ・・・)

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 そして、このサイフォン・・・今年の春にカンカルで出会ってからというもの、ずっと気になっているモノのひとつ・・・このブルーにも、濃いブルーや、ターコイズブルーなどのパターンが色々あって、どれも70ユーロ以上と、なかなかのお値段である。その上、当時使われていたブラッスリーやカフェの名前が彫ってあったりと、同じものを二つ見ることはまずない・・・嗚呼、これもずっとずーっと見続けていって、これ! っと閃く瞬間が訪れるのかな・・・。

 ここでは、古い木製の裁縫箱(三段になっていて両側に開くタイプのヤツ)を5ユーロにて発見し、即 "Oui ! Je la prend." いい雰囲気をかもし出してくれている。

 さて、一通り見たので、今度はマレイユ・マルリー Mareil Marly に向かうことにした。

by maVieestBelle | 2007-06-26 23:09 | ブロカント・のみの市


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